セミナー・サロン

イベント概要

高齢化社会が進む状況において、ヘルスケアのHCD/UXがますます重要になってきています。また、IoTやAIなどを活用したヘルステック(医療とヘルスケアのためのIT)が盛んになってきます。そして、どのようにデータ活用して、サービスデザインやビジネスに生かすのかということも課題になっています。
本サロンでは、ヘルスケアの分野にどのようにHCD/やUXデザインを活用していくのか、またHCD/UXの視点で、どのようにデータ活用してサービスデザインやビジネスを生み出していくのかについて、3つの話題提供をしてもらい、今後のアプローチについて議論をしていきたいと思います。
また、このサロンに連動して「データ活用とデザインワークショップ」も企画しました。ヘルスケアを題材に、実際に健康機器を貸し出しをして、データを収集して、データ活用してサービスデザインやビジネスを提案するワークショップを実験的に開催します。みなさまの参加をお待ちしています。
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タイトル:第74回HCD-Netサロン「ヘルスケアとデザイン活用とHCD/UX」
■日時:
・HCD-Netサロン :7月28日(金) 18:30-20:40 (18:00開場)
・ワークショップ:7月21日(金)18:00-20:40、28日(金)10:00-17:30

■場所:ジーニアスセミナールーム秋葉原

■アクセス:
・JR秋葉原駅【昭和通り口】より徒歩4分
・メトロ日比谷線秋葉原駅【1番出口】より徒歩4分
・都営新宿線岩本町駅【A4出口】より徒歩6分
■住所:千代田区神田和泉町1-12-17 久保田ビル5F

■定員:
HCD-Netサロン:30名(先着順)
ワークショップ:15名(先着順)

■参加費:
・サロン:HCD-Net会員 3000円 / 一般 5000円
・サロン+ワークショップ:HCD-Net会員 20000円 /一般 40000円
(無料で機材の貸し出しをする予定です。)

■主催:特定非営利活動法人人間中心設計機構

■協力:Xデザインフォーラム

プログラム(HCD-Netサロン「ヘルスケアとデザイン活用とHCD/UX」)

■日時:7月28日(金) 18:30-20:40 (18:00開場)

■場所:ジーニアスセミナールーム秋葉原

■定員:30名(先着順)

■プログラム:
18:30-19:00 話題提供1「ヘルステックとデザイン」
小林洋氏(元オムロンヘルスケア株式会社・執行役員専務)
内容:生体センシングの進化、ヘルスケアサービスのためのインプットとアウトプット、短期的、中長期的ヘルスケアデザインの考え方についてお話しします。

19:00-19:30 話題提供2「ヘルスケアとHCD」
阿久津靖子氏(MTヘルスケアデザイン研究所・代表取締役所長)
内容:今こそ求められる  center of healthcare design として1)これまでの日本の医療に求められなかったデザイン思考〜ステークホルダーをどうまとめるのか・どうやってデザイン思考という考えをヘルスケアに根付かせるか・海外の医療機器メーカーの開発にみられるデザイン思考・スタンフォード大のバイオデザインに期待される、2)デジタルヘルスとcenter of healthcare design〜HXR 2017 についてお話しします。

19:40-20:10 話題提供3「ヘルスケアとIoTのデザイン事例」
高橋克実氏(ホロンクリエイト・代表)
内容:1940年以降の医療は感染症の治療から非感染症の未病へと変化してきた。すなわち、日常生活のあり方が大切な時代となってきた。健康を維持管理することはその生活習慣を健全なものとすることであり、日々の健康のための経験価値を創り出す体験設計はメディカル・エクスペリエンスを大きく変え、ヘルスケアデザインの重要性を進展させるだろう。今回は健康医療設計と体験設計の関わりについて思うところをお話しします。

20:10-20:40 ディスカッション
ファシリテーター:山崎和彦氏(千葉工業大学・教授)

プログラム(HCD-Netサロン連動ワークショップ)

「データ活用とデザインワークショップ」

■趣旨:
これからのUXデザインには、データをどのように活用したらよいか理解して活用することが期待されます。そのために、ヘルスケアをテーマに1日目のワークショップで概念を理解して機材を貸し出し、1週間の間に自分のデータを収集して、翌週の2日目のワークショップで、このデータを活用してサービスデザインを提案するワークショップを実験的に開催します。
 ヘルスケアに興味がある人はもちろんのこと、ヘルスケア以外でもIoTやAIなどのデータ活用のデザインを体験的に学びたい人に、ぜひお薦めします。

■日時:
・ワークショップ-1:7月21日(金)18:00-20:40(開場17:40)
・ワークショップ-2:7月28日(金)10:00-17:30(開場09:40)

■場所:ジーニアスセミナールーム秋葉原

■講師:
・小林 洋氏(元オムロンヘルスケア株式会社執行役員常務)
・山崎 和彦氏(千葉工業大学教授)

■プログラム:
(ワークショップ-1):7月21日(金)18:00-20:40
1)次世代のデザインにむけて
2)ヘルスケアのデザインの事例と課題
3)データ活用のポイント
4)実際の機器のデータ収集

(ワークショップ-2):7月28日(金)10:00-17:30
5)データ活用とHCD/UX
6)データ活用方法の実際
7)データ活用からビジネスデザイン
8)データ活用とビジネスデザインの発表
※ワークショップ後に第74回HCD-Netサロンが18:30から開催されます。

参加申込方法

下記よりお申込みをお願いいたします

【注意事項】
※賛助会員枠でご参加の方は2名を社内で調整のうえ、正副代表者のお名前でお申込みいただき当日受付でお申し出ください。

※請求書の発行はお受付致しかねます。

※領収書が必要な方は、Peatixで発行される領収データをご利用ください。
http://help.peatix.com/customer/portal/articles/221024


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動画チャンネル

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HCD-Netで人間中心設計を学ぶ

HCD-Net(人間中心設計推進機構)は、日本で唯一のHCDに特化した団体です。HCDに関する様々な知識や方法を適切に提供し、多くの人々が便利に快適に暮らせる社会づくりに貢献することを目指します。

HCDに関する教育活動として、講演会、セミナー、ワークショップの開催、 HCDやユーザビリティの学習に適した教科書・参考書の刊行などを行っています。