セミナー・サロン

開催レポート

7月2日(土)、九州福岡郊外にある九州産業大学でUXシンポジウム2016が行われました。
本機構はこのシンポジウムの後援をしており、理事の浅野と教育事業部倉光(クックパッド)が基調講演として登壇することに。

参加者は86名、内訳は
エンジニア・プログラマ:13
ディレクター:5
デザイナー:19
営業:3
学生:18
企画:9
経営:6
その他:8
九州エリアでは今までに無いぐらいの参加者数だと思います。UX/HCDの波が押し寄せて来つつあるのでしょうか。スタッフを入れるとゆうに100人は超えていました。


最初に浅野が「サービスデザインのアプローチ」という話を1時間して。続いて倉光が「さがす、つくる、食べる - 毎日の料理のためのデザイン -」を45分


しばらく休憩した後で。
九州産業大学の森田 泰暢先生の指導で「ラーニングバー」がスタート!
森田先生は、経営学にUXを持ち込んで教育をする気鋭の若手研究者である。


ラーニングバーは、東大の中原先生が提唱する、楽しく飲み食いしながら学びあう方法で。九州では初の試みではないか。


今回は、基調講演で話した私達二人の話題に関して、疑問や更に議論したい事を持ち寄って話します。


お腹の空いた人はサンドイッチをほう張り、のどの渇いた人はドリンクやビールがあります。
テーマを掲げたオーナーの元で、楽しく議論が進む。


そして各チーム毎に発表。
我々二人が質疑応答に答えるというシチュエーション。

今回分かったことは、セミナーで講演を聞いたオーディエンスは、満足して帰るものだと思っていたのだが。
いやいや、皆さんそれぞれにモヤモヤを抱えており、ビシビシ聞いて来るということだ。
隣の福岡大からも大挙して来ていた女子学生さんの突込みが鋭くてタジタジでした。W
とても楽しく有意義なディスカッションだったと思います。
ただ聴くだけのセミナーの数倍濃い時間でした。


今回のシンポジウムを完璧に支えてくれた森田ゼミの学生さん達。
ワークショップの運営は、学生を急激に成長させるというが、半年前に会った時より明らかにしっかりしてきた。
いいな~、若者は成長が目に見えるほど早くて。w

浅野 智(HCD-Net理事)

開催概要

HCD-Netの共催イベントについてご案内いたします。
皆様のご参加をお待ちしています。

■開催日:2016年7月2日(土)

■会場:九州産業大学(福岡県福岡市東区松香台2-3-1)

■主催:UXシンポジウム福岡2016 実行委員会

■共催:特定非営利活動法人人間中心設計推進機構(HCD-Net)

■タイムテーブル:
13:30~13:40:開会挨拶
13:40~14:40:「サービスデザインのアプローチ」 浅野智氏
15:00~15:40:「さがす、つくる、食べる - 毎日の料理のためのデザイン -」
倉光美和氏
15:50~16:10:ラーニングバーのテーマ説明
16:10〜17:30:ラーニングバー(飲み物・スナックが出ます)
17:30~19:00:ディスカッション結果発表
※「ラーニングバー」とは、飲食しながらリラックスした雰囲気で、参加者同士が自由に対話しながら学ぶ場です

■申し込み方法:
下記のサイトから直接お申込み下さい。
http://uxsymposium2016.peatix.com/


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動画チャンネル

一部の講演は動画チャンネルで見ることができます。

HCD-Netで人間中心設計を学ぶ

HCD-Net(人間中心設計推進機構)は、日本で唯一のHCDに特化した団体です。HCDに関する様々な知識や方法を適切に提供し、多くの人々が便利に快適に暮らせる社会づくりに貢献することを目指します。

HCDに関する教育活動として、講演会、セミナー、ワークショップの開催、 HCDやユーザビリティの学習に適した教科書・参考書の刊行などを行っています。