HCD ニュース

毎年恒例の賛助会員様向けイベント 「HCDとサービス」 を開催いたします。
HCDによるサービスの開発事例を、3社のキーパーソンの方に発表していただきます。講演の後は、意見交換の場としてラウンドテーブルの時間をセッティングしました。
終了後は懇親会もご用意しておりますので、 皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
 
■ 日時:2013年11月5日 14:00~21:00
■ 場所:文京シビックセンター 26F スカイホール
 
■ プログラム
13:40 受付開始
14:00 開場
14:20~15:10
上林 憲行氏 (東京工科大学 学長補佐 メディア学部 教授)
「ハイコンテキストサイエンス:サービスサイエンスからのメッセージ」

講演概要:
現在、「ものからこと」へつまりサービス化経済(社会)が進行中である。さらに、世の中の価値がいわゆる「経験価値」にシフトし「経験経済」の時代の本格的な到来が予測されている。一方、伝統的なユーザーインターフェース、ヒューマンコンピュータインタラクションの分野でも、「ユーザーエキスペリエンス」という概念が注目を集めるようになった。つまり、価値の源泉が、「体験価値」へシフトするなか、「文脈(コンテキスト)」を出来るだけ排除する従来の工学的・科学的方法論(ロウコンテキストサイエンスと定義)や価値観では、機能不全を起こしていると思われる。 実は、サービスサイエンスやUXが示唆しているのは、「高文脈性(ハイコンテキスト)」を前提とした新しい価値の分析や創出の方法論であると考えられる。こうした切り口で、ハイコンテキストサイエンスへの期待と展望をお話して議論の切っ掛けを提供したい。
 
15:20~16:10
菅谷 創一 氏 (富士通株式会社 パーソナルビジネス本部 コンタクトセンター統括部サポート企画部 部長)
「らくらくパソコンの取り組み」

講演概要:
シニア層をターゲットとした「らくらくパソコン」。
ターゲットが明確なため、その特性をとことん突き詰めて商品化した製品である。
ところが実際にお客様がご使用されないとわからなかったことも・・・
コールセンターを切り口として、よりお客様に寄り添う製品へつなげていく、そんな富士通の取り組みをご紹介します。
 
16:20~17:10
丸山 幸伸 氏 (株式会社日立製作所 デザイン本部 ユーザーエクスペリエンス研究部 サービスデザインユニット) 
「社会イノベーションとサービスデザイン」

講演概要:
低炭素社会、少子高齢化など複雑な社会課題に対し、社会システムのイノベーションが求められ始めている。将来にわたって持続する豊かな社会を築いていくためには、暮らしや価値観変化を丁寧に紐解き、人々に望まれる社会システムを作る取り組みが必要になる。本発表では、東日本大震災を通した避難所調査や、将来の価値変化要因をまとめた「25のきざし」などの事例を通し、社会イノベーションを実現するためのサービスデザインに関る、日立製作所デザイン本部の取り組みを紹介する。
 
17:20~18:30 ラウンドテーブル(講師とファシリテーターによる)
19:00~21:00 懇親会
 
■ 参加費:
賛助会員:5000円
正会員:6000円
学生会員:5000円
一般:8000円
※参加費には懇親会費が含まれています。
 
■ 参加申込方法
タイトルを「HCDとサービス参加希望」として
以下の内容をhcdnet_registration@hcdnet.org までご連絡ください。
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氏名:
所属先名:
電話番号:
メールアドレス:
会員種別:賛助会員/正会員/ 学生会員/一般
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受付メールを事務局より返信いたします。
参加費の支払い方法の案内は受付メールに記載されています。
受付メールが2、3日(土日祝日を除く)で届かない場合は事務局にご連絡ください。請求書をご希望の場合は本文にその旨と、請求書のあて先と郵送先をご指定ください。
 
講師プロフィール:


上林 憲行氏
現在、東京工科大学メディア学部教授、学長補佐。
専門分野は、サービスサイエンス、サービス臨床学、ネットワーク生態学,ソーシャルイノベーション。
1980年、慶応義塾大学院博士課程修了、工学博士。1982年から富士ゼロックス社にて、主管研究員(シニアリサーチフェロー)、研究所長などを歴任。オブジェクト指向、メディアアーキテクチャ、知識ベースサービス等の研究に従事。2003年から山形大学工学部情報科学科教授、ソーシャルメディア・キャピタル分析、コミュニティソリューション・サービスの実践研究に従事。
情報処理学会及び人工知能学会理事、情報処理学会情報メディア研究会主査、ネットワーク生態系研究グループ主査を歴任。
 
丸山 幸伸(まるやま・ゆきのぶ)氏
株式会社日立製作所 デザイン本部ユーザエクスペリエンス研究部
サービスデザインユニット ユニットリーダ主任デザイナー
情報機器のプロダクトデザインを担当後、インタラクションに関する学際的コラボレーションを行う「日立ヒューマンインタラクションラボ」を創設し、オープンイノベーションによる先行開発を推進。現在は、サービスデザイン領域を立ち上げ、エネルギー、水、交通、ヘルスケアなどに関わるインフラサービスのデザインプロジェクトを指揮している。
 
 


HCD-Netで人間中心設計を実践する

HCD-Net(人間中心設計推進機構)は、よりよいプロダクトやサービスを生み出すべくHCDを推進する企業活動が活発になることを目指して様々な支援を行っています。

企業におけるHCDのプラクティスを発掘し、HCDのとりくみの活動モデルとなることを目指す表彰制度をはじめ、専門家のみならず、企業同士の横のつながりも創出していきます。