セミナー・サロン

特定非営利活動法人人間中心設計推進機構(HCD-Net)が共催し、ビジネス支援事業部が特別協力(企画運営支援)しております、EdgeTech+2025の2つのカンファレンス、テーマ別セミナーのご案内です。この2つのイベントは、一般社団法人 組込みシステム技術協会(JASA)が主催している「仮説検証」ノウハウの骨格をなす「人間中心デザイン」の関連団体が企画運営しています。
・一般社団法人 人間中心社会共創機構(HCS共創機構) https://hcs-cc.org/
・特定非営利活動法人人間中心設計推進機構(HCD-Net) https://www.hcdnet.org/
・仮説検証ブートキャンプ実行委員会 https://hv-bootcamp.biz/

■「AI活用時代のデジタルスキル」とは
AI技術の急速な進化により、組込みシステム開発等でもその活用が広がり、組込み業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)もAI技術で加速しています。そのような中、AI技術を適切に/効果的に活用するため、人間中心デザイン(仮説検証)のスキルが着目されています。

■仮説検証とは
新しいアイデアや解決策がうまくいくかどうかを見極めるための実験的アプローチです。仮説を立て、実際にテストして、データを分析することで、正しい方向性を見つけ出します。
「仮説検証」は、社員が日々の業務で直面する予測不能な課題に対して、仮説検証を繰り返すことで着実に前進し、柔軟かつ効果的に対応できるようになります。
VUCA (*1) という掴みどころのない時代となり、過去のデータや経験に基づく論理的なアプローチだけじゃ通用しない、予測が不可能な時代になりました。「仮説」の試行錯誤を繰り返し、最善の解答に辿り着くよう、仮説に対して迅速な開発を行い(=アジャイル)、リリース後のフィードバックから得られた結果を元に検証・改善を繰り返す(=DevOps)ことで、継続的な製品の価値向上を実現させましょう。
そのために、より的確な目的(事業目標や商品像)を見つけるためのスキルを効率的に実践できる新しい人材育成プログラム(人間中心デザインを通して真の仮説検証を学ぶ)を提供します。
*1)VUCA: Volatility:変動性、Uncertainty:不確実性、Complexity:複雑性、Ambiguity:曖昧性

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セミナー1
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11.21(金) 11:15-12:30 | 展示会場内 RoomB
【パネルディスカッション】AI活用時代のデジタルスキルと人材育成
・デザインマネジメント人材の育成に関する議論
・デジタル共生社会で活躍できる人材像とは

Panelist:
立命館大学 経済学部 教授 / 学校法人立命館 総合企画室 室長 八重樫 文氏
 日本電気(株)NECコーポレートエグゼクティブ チーフデザインオフィサー
/(一社)人間中心社会共創機構(HCS共創機構)理事 勝沼 潤氏
 (独)情報処理推進機構(IPA)デジタル人材センター 企画部 特命担当部長 柴崎 美奈子氏
 KDDIアジャイル開発センター(株)代表取締役社長
/(一社)人間中心社会共創機構(HCS共創機構)理事 小暮 圭一氏
Moderator:
 (一社)ディペンダビリティ技術推進協会(DEOS協会)副理事長 / 九州工業大学 客員教授
  /(一社)人間中心社会共創機構(HCS共創機構)副理事長 田丸 喜一郎氏

AI技術の急速な進化により、組込みシステム開発等でもその活用が広がっている。組込み業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)もAI技術で加速している。そのような中、AI技術を適切に/効果的に活用するため、人間中心のデザイン(仮説検証)スキルが着目されている。
本セッションでは、AI活用時代に求められるデジタルスキルと人材育成、スキルを確認するための資格試験や組織への導入に関して議論する。
【事前登録:https://forest.f2ff.jp/login?project_id=2025110

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セミナー2
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11.21(金) 13:15-16:45 | 展示会場内 RoomB
仮説検証ブートキャンプ【企画プレゼンテーション】~「仮説検証の知識習得」から「実践形式ワークショップ」を経た取組みの成果発表~

Demonstrator:
 15社36名
 経営、開発部門、営業部門、企画部門、研究部門、デザイン部門ほか様々な部門からの参加
 仮説検証ブートキャンプ参加者
 
プレゼンテーション審査員長
 白坂 成功 氏:慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 委員長
審査員:
 平本 健二 氏:独)報処理推進機構 デジタル基盤センター長
 増田 睦子 氏:一社)行政情報システム研究所 / デジタル庁 主任研究員 / リサーチユニット長 
 勝沼 潤  氏:日本電気(株)コーポレートエグゼクティブ / チーフデザインオフィサー 
 渡辺 博之 氏:JASA副会長(株)エクスモーション 代表取締役社長
 八重樫 文 氏:立命館大学 経営学部 教授
※詳細プロフィールは、仮説検証ブートキャンプWebサイトにて、ご確認ください。
 https://hv-bootcamp.biz/archive2025/archive2025-judge/
現代は変化の激しいVUCA時代であり、目指す方向性が正しいかどうかを常に検証する必要があります。利用者の価値観が、機能価値から体験価値へと移行する中、利用者(開発者自身以外)のニーズは仮説であり、それを検証する能力が重要です。「仮説検証ブートキャンプ」は、この能力を養う短期集中プログラムで、迅速な仮説の試行錯誤(アジャイルやDevOpsの活用)を通じて新たな価値創造を支援します。36名の参加者達が、「仮説検証のプロ」による支援も受けて、人間中心デザインのメソッド(利用者視点、共創、新しい価値、問題の設定/発見、解決策の探求 /創造、繰り返すこと)を体験した成果を発表します。

「仮説検証ブートキャンプ」では、皆様のお仲間である人間中心設計専門家にもファシリテーターとして参加し多大な協力をいただいています。今回のセミナー2にも参加いたします。
セミナー2では、現地聴講者参加による賞の授与も予定されております。
皆様、是非、事前登録を済ませて、ご聴講頂きますよう、よろしくお願いいたします。
【事前登録:https://forest.f2ff.jp/login?project_id=2025110

■展示会情報(主催:一社)組込みシステム技術協会)
・EdgeTech+ 2025:https://www.jasa.or.jp/expo/
・会期:2025年 11月19日(水) 〜 21日(金)10:00-17:00
・会場:パシフィコ横浜:展示ホール/アネックスホール
 https://www.pacifico.co.jp/access


セミナー・サロンレポート ※研究発表会は「研究会」ページをご覧ください

アーカイブ(すべてのセミナー・サロン開催概要)※研究発表会は「研究会」ページをご覧ください

動画チャンネル

一部の講演は動画チャンネルで見ることができます。

HCD-Netで人間中心設計を学ぶ

HCD-Net(人間中心設計推進機構)は、日本で唯一のHCDに特化した団体です。HCDに関する様々な知識や方法を適切に提供し、多くの人々が便利に快適に暮らせる社会づくりに貢献することを目指します。

HCDに関する教育活動として、講演会、セミナー、ワークショップの開催、 HCDやユーザビリティの学習に適した教科書・参考書の刊行などを行っています。