セミナー・サロン

イベントの概要

英国のEU離脱を機に欧州への関心が高まっています。この現状を脇に見据えながら、今、イタリアを中心とした欧州企業が経営とデザインについて何を考えているのかを議論したいと思います。
米国のスタンフォード大学とデザイン事務所IDEOが世界に広めた「デザイン思考」は欧州企業でも普及しています。「ある程度」です。どうして「ある程度」なのでしょう。それは普及度合いに業種や地域の偏りがあるからです。それでは普及していない地域がデザインに関心がないか?といえば違います。
端的にいえば、「デザイン思考」が得意とする分野と不得意する分野があり、「デザイン思考」が不得意とする分野では別のアプローチが採用される傾向にあるからです。しかも、デジタル化の対応と相関関係もあります。これらの現状と背景を日本企業と対比しながら探ります。
特に、日本の中堅企業が欧州市場でイノベーティブなサービスや商品により、長期的資産を獲得したいと狙う際のヒントを提供できればと考えています。B to CとB to Bともに対象になります。

■日時:9月5日(月)17:00~20:00 (受付開始:16:30~)

■会場:芝浦工業大学 芝浦キャンパス 3階301教室
東京都港区芝浦3-9-14
http://www.shibaura-it.ac.jp/access/shibaura.html

プログラム

17:05-17:35
「“イタリア風味の”デザイン思考とは?」
アレッサンドロ・ビアモンティ氏(ミラノ工科大学准教授)

17:35-18:05
「EUの中小企業向けデザイン教育の概要と背景」
安西洋之氏(ローカリゼーションマップ主宰/モバイルクルーズ株式会社代表取締役)

18:05-18:35 「経営におけるUXとデザインの思考」
山崎和彦氏(千葉工業大学教授)

18:45-19:15 「デジタル化時代の経営戦略と欧州市場の動き」
岩渕匡敦氏(デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 執行役員)

19:15-20:00 パネルディスカッション

■登壇者プロフィール
アレッサンドロ・ビアモンティ氏 (ミラノ工科大学デザイン学部准教授)
 インダストリアルデザインおよびマルチメディアコミュニケションのPh.D. ミラノ工科大学では教育とリサーチに携わる。 Lab.I.R.Int (インテリアイノベーションリサーチ研究所) に参加。同大学のインテリア・リサーチ・ユニットとデザインPh.D コーディネーションボードのメンバーであり、連続講座や国際イベントのオーガナイズに関わる。ブラジルのミナスジェライス州大学デザイン研究センターのサイエンティフィックコミッティの一員でもある。シエナの大学のコミュニケーション環境デザインの客員教授。ドムスアカデミー、NABA、SPDにおいても教鞭に携わった。
 最新著書に「Archiflop - A Guide to the Most Spectacular Failures in the History of Modern and Contemporary Architecture」(近代現代の「もっとも見事な」失敗建築史ガイド)がある。

安西洋之氏(ローカリゼーションマップ主宰/モバイルクルーズ株式会社代表取締役)
モバイルクルーズ株式会社代表取締役
いすゞ自動車で欧州自動車メーカーへのエンジンなどのOEM供給ビジネスを担当後、独立。ミラノと東京を拠点としたビジネスプランナーとして欧州とアジアの企業間提携の提案、商品企画や販売戦略等に多数参画している。国際交渉のシナリオ立案とデザイン企画を得意としている。また、海外市場攻略に役立つ異文化理解アプローチ「ローカリゼーションマップ」を考案し、執筆、講演、ワークショップ等の活動を行っている。
著書に『イタリアで、福島は。』『世界の伸びている中小・ベンチャー企業は何を考えているのか?』(クロスメディア・パブリッシング)『ヨーロッパの目 日本の目 文化のリアリティを読み解く』(日本評論社)。共著に『「マルちゃん」はなぜメキシコの国民食になったのか? 世界で売れる商品の異文化対応力』(日経B社)。
「ローカリゼーションマップ」WEBサイト http://www.localizationmap.com/

山崎和彦氏(千葉工業大学教授)
千葉工業大学デザイン科学科/知能メディア工学科教授、Smile Experience Design Studio代表、人間中心設計機構副理事長。京都工芸繊維大学卒業後、クリナップ工業(株)、日本IBM(株)UXデザインセンターマネージャー(技術理事)を経て現職。米国IBM社 Academy of Technologyメンバー、京都工芸繊維大学非常勤講師、日本デザイン学会理事, 日本インダストリアルデザイナー協会理事、グッドデザイン賞選定委員、経済産業省デザイン思考活用推進委員会座長など歴任。博士(芸術工学)。著書に『エクスペリエンス・ビジョン』、『情報デザインのワークショッップ』、『IBMの思想とデザイン』などがある。デザインに関わる教育とコンサルティングに従事。
Webサイト http://kazkazdesign.blogspot.jp/

岩渕匡敦氏(デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 執行役員)
Deloitte Digitalの戦略コンサルティング担当。主に自動車、電機、消費財、商社などのグローバル企業中心に、マーケティング戦略、ブランドマネジメントなどのプロジェクトを多数実施。日米欧の先進国に加え、中国、韓国、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア、インドでの経験を持つ。Deloitte入社前はシリコンバレー系のハイテク企業でのマネジメントポジション、ソフトバンクでの新規事業の経験を有する。
Deloitte Digital WEBサイト http://deloittedigital.jp/

■定員:40名(先着順)

■参加費:
HCD-Net会員:2000円/ 一般:5000円 

参加申込方法

参加受付を終了しました。


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動画チャンネル

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