HCD-Netとは

HCD-Netのめざす社会

多くの人々が便利に快適に暮らせる社会

HCD-Netは、HCDに関する学際的な知識を集め、産学を超えた人間尊重の英知を束ね、HCD導入に関する様々な知識や方法を適切に提供することで、多くの人々が便利に快適に暮らせる社会づくりに貢献します。あわせて経済の発展への寄与と、豊かでストレスのない実りある社会の実現をめざします。

HCD-Netの6つの活動領域【6事業部が連携して、HCD活動を推進】

HCD-Netの6つの活動領域。詳細は以下に記載。

1.研究
HCDに関する研究活動
2.教育
HCDに関する教育活動
3.広報社会化
HCDの広報社会化活動
4.開発
HCDの開発活動
5.規格化認定
HCDに関する規格化/認定活動
6.国際
HCDに関する国際活動

1.HCDに関する研究活動

写真1.HCDに関する研究活動

HCDやユーザビリティを探求する調査・研究事業の実施/ HCDやユーザビリティをシステム開発に導入する際の効率性や利用品質をさらに高める研究/ HCDやユーザビリティに関わる研究発表の機会の提供/機関誌(論文誌)の刊行など

2.HCDに関する教育活動

写真2.HCDに関する教育活動

HCDやユーザビリティの知識・経験・実践に関する講演会、セミナー、ワークショップの開催/ HCDやユーザビリティの学習に適した教科書・参考書の刊行/ HCDやユーザビリティの実践に必要な知識体系の構築・整理など

3.HCDの広報社会化活動

写真3.HCDの広報社会化活動

HCDやユーザビリティの普及・啓発事業/行政や産業界に向けたフォーラム、シンポジウムの開催/商品やサービスのユーザビリティに関するコンサルテーション事業/ユーザビリティの向上を考える人材のネットワーク形成事業/ユーザビリティ評価、ユーザー調査分析のためのモニターを組織する活動/ユーザビリティに優れた商品を広く一般消費者に広報・販売する活動/年間アワード審査発表など

4.HCDの開発活動

写真4.HCDの開発活動

HCDに関するツールや手法の収集・開発/公共性の強い社会基盤システムのHCDやユーザビリティの検討、設計活動/ HCDやユーザビリティに優れた商品・サービスの設計・開発/デザイン、マネージメント能力を持った人材の育成/ HCDやユーザビリティに関する情報収集並びに情報提供/全産業にわたる商品・サービスのユーザビリティ評価・分析など

5.HCDに関する規格化/認定活動

写真5.HCDに関する規格化/認定活動

ユーザビリティの判定に有効な指標の開発およびユーザビリティ専門人材の認定やユーザビリティに優れた商品等の認証活動など

6.HCDに関する国際活動

写真6.HCDに関する国際活動

海外への情報発信/海外向け広報/海外ユーザビリティ機関との連携活動/海外ビジネス・研究活動の支援など


人間中心設計推進機構は、機器やシステムの開発に「人間中心設計(HCD)」を効果的に導入することを目的とする特定非営利活動法人(NPO 法人) です。

人間中心設計を開発現場に導入することで、ユーザーの実態を的確に把握し、開発関係者が共有できる要求事項としてまとめ、評価と連動した設計によって、ユーザーが満足できる品質水準の達成が可能になります。

これまでも、ユーザインタフェースに関する新しい技術が開発され、それを活用して多彩なインタフェースがデザインされてきました。しかしその一方で、重要な品質特性であるユーザビリティを核とした「人間中心設計」の理解や導入は、十分に進んでいないのが実情です。そのためにユーザーの欲求を満たせず、本質的な満足をユーザーに与えられない製品が出回る結果となっています。

こうした状況の中で、人間中心設計推進機構は、社会全体への啓発活動、エンジニアやデザイナーを対象とした講習会の実施、自由な議論を通じて人間中心設計への理解を深めるイベントの開催、ユーザビリティや感性的魅力に関連した研究の推進、公的ウェブサイトの評価や設計への参画、資格認定事業の実施、海外の関係者との国際的連携など、従来の学会のような学術的な組織の枠を超えた活動に挑んでまいります。

今後とも、皆さまとともに将来に向けた人間中心設計の潮流作りを進めてまいりたく、ここにご案内いたします。
本機構の主旨にご理解をいただき、ご参加くださることをお願いいたします。

特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構
理事長 黒須正明


1.所属: システム情報科学部 情報アーキテクチャ学科
2.公募人員: 教授または准教授 1 名
3.専門分野: 情報デザイン分野(ヒューマンインタフェースデザイン、インフォメーショングラフィックス、インタラクションデザイン、人間中心設計など)
4.担当科目: 情報表現入門、情報表現基礎、情報デザイン、ヒューマンインタフェース、ユーザ・センタード・デザインなどの中から4 科目程度
5. 応募資格:

・学位(博士)を有する方(取得見込みを含む)、またはそれに準ずる業績(作品.著作など)を
有する方
・情報デザイン分野に関する教育・研究に熱意を持っている方
6.採用時期: 原則として、2012 年4月1日

7.応募締切: 2011 年9 月29 日(木)必着

 

詳細は,以下のWebサイトをご確認ください。
http://www.fun.ac.jp/recruit/


本年度の「特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構 2011年度通常総会」
を以下の要領で開催いたします。
お忙しいこととは存じますが万障お繰り合わせの上、ご参加頂きますよう、何卒
よろしくお願い申し上げます。
尚、総会成立には皆さまのご出席、もしくは、委任状が必要となります。

総会資料は https://www.hcdnet.org/organization/report.php

対象となられる2010年度正会員の皆様には総会資料の掲載と共に5月31日に再
度、詳細のご案内を差し上げますので、ご対応のほどよろしくお願い致します。

■日時 2011年6月11日(土曜日) 12時〜12時20分
    (※同日13時よりHCD-Netフォーラムが同じ場所で開催されます)
■場所 東海大学 高輪校舎(詳細は別途ご案内)

■議題
 1)2010年度活動報告(5月31日にWebサイトへ掲示いたします)
 2)2010年度決算内容の説明(5月31日にWebサイトへ掲示いたします)
 3)2011年度活動内容&予算案説明(5月31日にWebサイトへ掲示いたします)
 4)監事選任
 5)質疑討論

皆さまのご支援をいただきながら、HCD-Netの活動をさらに活発化させ、HCDの
普及・啓発活動に邁進したいと思いま す。
今後 ともどうぞよろしくお願い致します。

人間中心設計推進機構について

HCD-Netは、HCDに関する学際的な知識を集め、産学を超えた人間尊重の英知を束ね、HCD導入に関する様々な知識や方法を適切に提供することで、多くの人々が便利に快適に暮らせる社会づくりに貢献します。

HCD-Netは、NPO法人として、公の立場で産・官・学と連携し、新たな社会形成を推進する役割を担っています。
HCD-Netの活動は、ISO 9241-210(ISO 13407)のプロセス規格に基づいています。