HCD-Netとは

概要

2024年度通常総会を以下の日程で開催します。

■日時:
2024年6月15日(土) 10時~12時

■開催方法・場所:
オンライン方式(Zoom)

■議案
【議決事項】
・第1号議案:2023年度事業活動報告および収支決算報告

【報告事項】
・報告事項1:2024年度事業計画
・報告事項2:2024年度収支予算
・報告事項3:理事の退任

※資料はHCD-Net ウェブサイトに掲載予定となっております。(定款第24条3項の規定により)
以下サイトをご覧ください。
https://www.hcdnet.org/organization/reports/hcd-2128.html

■参加方法と事前投票について
出欠回答および事前投票の案内を会員の皆さまにメールでお送りいたします。
出席者(事前投票含む)が過半数以上でなければ総会が成立しませんので、会員の皆さまは何卒ご協力をお願いいたします。

総会への参加資格と表決権対象者について

・本総会にご参加(傍聴含む)いただけるのは、以下の方のみとなります。
 ・HCD-Net正会員
 ・HCD-Net学生会員
 ・HCD-Net賛助会員ご所属の方(各企業2名様まで)
・表決権対象者は、2024年3月末時点で正会員の方になります。
・表決権対象者以外の方(以下①~③に該当する方)は議決権はございません。
 傍聴のみとなりますので予めご了承ください。
 ①2024年度から新たにHCD-Net正会員となられた方
 ②HCD-Net賛助会員ご所属の方
 ③HCD-Net学生会員

認定資格保持者の方のポイント付与について

総会は、ポイント付与対象外です。


日本感性工学会ヒューマンデザインテクノロジー部会主催の勉強会(ZOOM)を開催します。
ご関心のある方は是非ご参加下さい。

テーマ:
デザイン人間工学の誘い
デザインと人間工学の幅広い視点からのモノ・コト・システム作りの必要性

主催:
感性工学会HDT(HumanDesignTechnology)部会

日時:
2024年5月11日(土)13:30-15:30 (Zoom開催)

講師:
山岡俊樹(和歌山大学名誉教授)
平田一郎(兵庫県立工業技術センター)
安井鯨太(デザイン人間工学研究会)

費用:
日本感性工学会HDT部会メンバー:無料
それ以外の方:1000円
参加希望者はPeatixで登録してください。
https://designergonomics20240511.peatix.com

趣旨:
サービスデザインやソーシャルデザインなど,デザイン対象が複雑,システム的になってきています.
デザイン以外の世界でも同様な動きがみられます.
このような状況に対してホリステック(総合的)な視点でシステマテックにアプローチする必要があります.
この役割を担う方法の一つがデザイン人間工学です.
デザイン(右脳,感性)+人間工学(左脳,論理性)を統合したデザイン人間工学は,今後発展が期待される学問領域です.
今回の勉強会では,デザイン人間工学の概要,手法や事例などを紹介します.
例:許容範囲測定法,構造化コンセプト,REMなど

参考書籍:
山岡俊樹,サービスデザインでビジネスを作る,技報堂出版,2022
山岡俊樹編著,デザイン人間工学の基本,武蔵野美術大学出版局,2015



<キッズデザイン協議会からのお知らせ>


「すべての子どもは社会の宝であり、未来そのもの」と考える、キッズデザイン協議会主催の第18回キッズデザイン賞のご案内をさせていただきます。

キッズデザイン賞  https://kidsdesignaward.jp/

昨年発足したこども家庭庁は「こどもまんなか社会」の実現を掲げ、昨年末には政策指針となる「こども大綱」がまとまりました。すべての子どもが幸せな状態で生活できる社会の実現に向け、地方自治体、並びに企業・団体、NPOもより積極的な社会参画が求められています。

キッズデザイン賞は、子どもの安全・安心、学びや感性・創造性の育成、産み育てのサポートなど、子どもや子育てに関わる社会課題解決に取り組む優れた製品・サービス・空間・活動・研究を表彰しています。
子ども用にデザインされたものはもちろん、大人・一般向けに開発されたものでも、子どもや子育てに配慮されたデザインであればすべてが対象となります。

子ども本人はもちろん、子どもを取りまく家庭や社会の成長をサポートし、キッズデザインに満ちあふれた社会の実現につながる作品を募集します。
みなさまのご参加をおまちしています。


これまでの受賞作品はこちら → https://kidsdesignaward.jp/search/

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第18回キッズデザイン賞 <後援:経済産業省、内閣府、消費者庁、こども家庭庁>
最優秀賞:内閣総理大臣賞
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■応募期間:2024年3月1日(金)~ 5月13日(月)13時
■受賞発表:8月21日(水) キッズデザイン賞受賞作品発表
■表彰式 :9月25日(水) 最優秀賞など表彰
■審査料 :  60,500円(税込)/1作品につき

第18回キッズデザイン賞 × iF DESIGN AWARD 2025
今年もパートナーシップ連携協定を締結いたしました。 
https://kidsdesignaward.jp/partner


 


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応募パンフレット


 

<お問い合わせ先> 
キッズデザイン賞事務局
TEL:03-5405-2142 [平日10:00 ~ 17:00]
MAIL:2024kids@kidsdesign.jp


日本感性工学会ヒューマンデザインテクノロジー部会主催の勉強会(ZOOM)を開催します。
ご関心のある方は是非ご参加下さい。

参加希望者はPeatixで登録(無料)してください。
https://hdt20230322.peatix.com/

タイトル:
なぜ,コンセプトを作らないでUX,ペルソナなのですか?

主催:
感性工学会HDT(HumanDesignTechnology)部会

日時:
2024年3月22日(金)19:00-21:00 (無料、Zoomにて)

1. モノづくり,ビジネス,生活でのコンセプトの重要性:山岡俊樹(和歌山大名誉教授)
2. コーヒーショップでのコンセプトの相違について:安井鯨太(デザイン人間工学研究会)
3. 研究・開発のコンセプトについて:平田一郎(兵庫県工業技術センター)
4. ISO規格人間中心設計でのコンセプトの抜け:飯塚重善(神奈川大学)

概要:
コンセプトとは方針の意味です。方針が無いまま何かを行うことはできませんね。方針のないままどこかに旅行しようといっても,どこにも行けないでしょう。われわれ人間は目的をつくりコンセプト(方針)を決めないと動けません。

機能が簡単な例として,コーヒーカップを考えてみましょう。コンセプトを考えずに直感でデザインしているというデザイナーがいるかもしれません。しかし,実は頭の中で大まかなデザインの方針を作っています。こんな感じのデザインにしたいなどと頭の中で考えているはずです。この頭の中で考えていることを,頭の外に出し誰でも確認できるようにしたのがコンセプトです。このコンセプトがあるから,関係者からこうした方が良いとか,こうしてくれという要望がでてきますので,これを参考にして最終のコンセプトを作ればいいのです。

しかし,最初に仮でも良いのでコンセプトを作っておかないとペルソナやUXを決める際,やっと安易なコンセプト的なものを作り,これを基準にしてペルソナやUXを作っているのではないでしょうか。

モノ・コト作りだけでなく,ビジネスや家庭生活の様々な場でもコンセプトは重要な役割をします。企業での仕事の進め方,会議の推進,イベントの開催などコンセプトは重要な働きをしています。家庭では,マンションを購入する際,家族で話し合いをおこない予算や家族の希望を考え方針(コンセプト)を決めて,マンションを絞込み購入に至ります。

このようにコンセプトはビジネス活動,我々の生活に重要なベクトルです。2023年度最後の勉強会ではコンセプトの重要性を様々な視点から焦点をあててご紹介します。

参考文献
・山岡俊樹,サービスデザインでビジネスを作る,6章,技報堂,2022
・山岡俊樹編著,安井鯨太他,サービスデザインの発想法,method12,オーム社,2022
・山岡俊樹,デザイン3.0の教科書,6章,海文堂,2018


人間中心設計推進機構について

HCD-Netは、HCDに関する学際的な知識を集め、産学を超えた人間尊重の英知を束ね、HCD導入に関する様々な知識や方法を適切に提供することで、多くの人々が便利に快適に暮らせる社会づくりに貢献します。

HCD-Netは、NPO法人として、公の立場で産・官・学と連携し、新たな社会形成を推進する役割を担っています。
HCD-Netの活動は、ISO 9241-210(ISO 13407)のプロセス規格に基づいています。