HCD-Netとは

<関連団体からのお知らせ>

概要

製品開発のための人間生活工学の基礎技術①【東京】

本講座ではUX(User Experience,ユーザエクスペリエンス)の 実践に向けて「共創によるUXデザイン」「ニーズの捉え方と価値伝達」 「デザイン事例にみるUX」の3つの側面について学びます。
全職種が対象となりますが、特に、商品企画、開発、設計・デザイン、評価部門の方のご受講をお勧めします。 ご受講をお待ちしております。


<開催要領>
■日時:2019年7月5日(金)10:00~17:15 7時間
■場所:中央大学駿河台記念館 5階 510号室
 東京都千代田区神田駿河台3-11-5 TEL:03-3292-3111
 JR中央・総武線 御茶ノ水駅下車 徒歩約3分
 東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅下車 徒歩約6分
 東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅下車(B1出口)徒歩約3分
 ご案内図はこちらをご覧ください。
 http://www.chuo-u.ac.jp/access/surugadai/


■講師:
UX測研 代表 伊藤 潤 氏
NTTサービスエボリューション研究所 中谷 桃子 氏
早稲田大学人間科学学術院 教授 加藤 麻樹 氏


■学習内容:
1.ユーザーとの共創による企画開発の進め方を学ぶ
2.ユーザーの本質的要求を探り、構造化する方法を学ぶ
3.製品やサービスの価値の設定とユーザーへの伝達ポイントを学ぶ
4.UXとモノのデザイン、イノベーションのためのデザインプロセスを学ぶ


■講義項目:
1.ニーズの捉え方と価値伝達(伊藤 潤先生)10:00~12:00
UX設計、UXデザインの考え方を実践に移すときには、多くのノウハウが必要です。
伊藤先生には、長年、メーカーで携われたUXデザインのご経験から、使い続けられる、そして企業にとっては儲かる製品やサービスを企画・設計するためのポイントを、①ニーズを、本質的欲求を踏まえた上位概念で定義する事の重要性、②ニーズに合致させた提供価値の検証やユーザーへの伝達の仕方について、実践例や身近な例を踏まえて解説いただきます。

2.共創によるUXデザイン(中谷桃子先生)13:00~15:00
ユーザーの持つ潜在的なニーズと、企業の持つさまざまなシーズとをお互いに掛け合わせて、今までにない製品やサービスを共創するアプローチとして「リビン グラボ」などの新たな手法が注目されています。中谷先生は、「生活者調査」や「リビングラボ」を活用したUXデザインに関するさまざまな研究活動や企業サポートを行ってきました。これまでの取り組み事例から、ユーザーとの共創を円滑に進めるための仕掛けやツールづくり、ファシリテーション、ニーズやアイディアの抽出やその評価方法について解説いただきます。

3.デザイン事例にみるUX(加藤麻樹先生)15:15~17:15
UXは、製品やサービスの使用や使用を想定したことによって生じる個人の体験(知覚及び反応)といわれます。ユーザーにとって良い体験をもたらす製品には、よいデザインが備わっています。デザインには、見た目の美しさに加えて、扱いやすさ、人や環境との関係性の良さが含まれます。加藤先生にはグッドデザイン賞の審査員としてのご経験をもとに、グッドデザインの事例を踏まえ、ものの備えるべきUXについて解説いただきます。


■この講座を受講した方の到達目標
1.ユーザーとの共創による企画開発の進め方を説明できる。
2.ユーザーの本質的要求を探り、構造化する方法を説明できる。
3.製品やサービスの提供価値とユーザーへの伝達ポイントを想定できる。
4.デザイン事例にみるUXについて説明することができる。


■定員:25名


■受講料:1名につき、32,400円(税込)
※当センターの正会員企業には受講料の10%割引があります。
※申込み後前々日までのキャンセルは、振込手数料等を差し引いて指定口座にご返金
致します。
但し前日・当日のキャンセルは全額ご負担いただきますので、ご了承ください。


■お申し込み・お問い合わせ:
・6月28日(金)までに下記申込みフォームからお申し込みください。
https://www.hql.jp/education/kouza/register.html

・お問い合わせはこちらへお願い致します。
一般社団法人 人間生活工学研究センター 人材育成担当
E-mail:kouza@hql.jp


会場:芝浦工業大学 芝浦キャンパス 3F 301教室 
日時:2019年6月1日(土) 12時40分~13時30分

議決事項 第1号議案


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2018年度活動報告書


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2018年度収支報告書

議決事項 第2号議案


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監事の選任

報告事項


2019年度通常総会を下記の日程で開催します。

日時:2019年6月1日(土) 12時40分~13時30分

場所:芝浦工業大学 芝浦キャンパス 3F 301教室
http://www.shibaura-it.ac.jp/access/shibaura.html

■議案:
<議決事項>
第1号議案:2018年度活動報告及び収支決算
第2号議案:監事の選任

<報告事項>
2019度事業計画および収支予算
理事の改選

2019年度通常総会資料は下記より入手願います。
https://www.hcdnet.org/organization/reports/hcd-1303.html

【注意事項】
・表決権対象者は、2019年3月末時点で正会員の方になります。
・表決に関しては、5月24日に対象者に個別にお知らせいたします。


<HCD-Net協賛>

今回は、午前中は「これからのデザインスキルのためのワークショップ 」午後は、「フィンテックとデザイン、経営とデザイン、パネル発表」。これからのビジネスマン、エンジニア、デザイナーには必見の内容です。

金融を取り巻く環境は、大変革の時代になり、フィンテックという言葉も一般的になってきました。フィンテックとは、Finance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた造語ですが、多様な意味があります。第1部は「フィンテックとデザイン」をテーマに、この分野の専門家の話題提供とディスカッションをします。

環境や技術が急速に変化する中で、経営とデザインの役割や関わりも大きく変化しています。経産省では「デザイン経営宣言」や「高度デザイン人材」などの研究会を推進しています。第2部では、「経営とデザイン」をテーマに経産省のプロジェクトに関連しているメンバーによる話題提供とディスカッションをしていきたいと思います。

また、参加者からの パネル発表も募集します。奮ってご参加ください。
パネル発表に関するお知らせはページ下部にございます。ご確認よろしくお願いいたします。
皆様の多様な参加と発表を歓迎致します。

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■日時:2019年05月06日(祝月)10時〜18時10分
■場所:ヤフー(株)本社(赤坂見附/永田町)
https://lodge.yahoo.co.jp/access_pc.html
■主催:Xデザインフォーラム、Xデザイン研究所
https://www.xdesign-lab.com/
■協賛:特定非営利活動法人人間中心設計推進機構
■協力:ヤフー(株)、日本デザイン学PD研究部会
■参加費:
一般早割割引(4月12日まで) 午前午後5000円
一般(4月13日以降)午後 5000円、午前/午後 7000円
学生:午前/午後 2000円(社会人学生の方は、一般で申し込んでください。)
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プログラム

■午前:10:00-12:00(受付は9:30より)
□これからのデザインスキルのためのワークショップ  
担当:上平崇仁(専修大学)、富田誠 (東海大学)、安武 伸朗(常葉大学)ファシリテーター:脇坂善則(日産)、木村 博之(TUBE GRAPHICS)、小池星多(東京都市大学)、佐藤啓一郎(フィラメント)  


■午後:13:10-18:10(受付12:40より)  
□第1部 フィンテックとデザイン 13:20-14:50  
・「フィンテックと変革(仮)」  
瀧俊雄(マネーフォワード 取締役執行役員、Fintech 研究所長)  
・「もしも、あなたがフィンテック業界に今入ったら。(仮)」  
大塚敏章(ヤフー(株)コマースカンパニー 金融統括本部開発本部デザイン推進室/事業推進本部 事業推進部)  
・「ユーザーエンゲージメントを高めるUI/ UX」  
田中健二(楽天カード(株)編成部 プロモーションデザイングループ マネージャー)  
・ファシリテーター:浅野智(Xデザイン研究所・共同創業者)  


□第2部 経営とデザイン 15:10-16:40  
・「デザイン経営(仮)」  
菊地拓哉(経済産業省 クールジャパン政策課 デザイン政策室 課⻑補佐・室⻑補佐)  
・「ビジネスをリードするデザイナ像」  
長谷川敦士((株)コンセント代表取締役)  
・「日立における経営とデザイン(仮)」  
丸山幸伸((株)日立製作所・主管デザイナー)  
・ファシリテーター:山﨑和彦(Xデザイン研究所・共同創業者)  


□第3部 ポスター/デモ発表とビアバッシュ 17:00-18:10  
・ポスター/デモ発表を募集します。(下記参照)  
・参加者同士や講師とのディスカッションとビアバッシュ  

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■ポスター/デモ発表の希望者へ  
・ポスター/デモ発表の発表者も募集します。  
・ポスター発表希望者は、チケット購入時に申込フォームの中のポスター発表タイトルを入力をお願いいたします。ポスター発表タイトルの入力がない場合は、ポスター発表はできません。  
・発表内容は、デザイン(アプリ・サービス・プロダクト・組織・ビジネス等のデザイン)、スタートアップ、UX、インタラクションなどに関連する発表を期待しています。  
・発表者1名につき幅1m高さ2mの壁と幅1mの机を用意します。  
・ポスター、パソコン、作品展示、デモなど発表形式は自由です。  
・限られた会場ですので、発表者は先着順とします。  
・発表内容によって調整させていただく場合があります。  

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■講演者プロフィール  

■瀧 俊雄(マネーフォワード 取締役執行役員、Fintech 研究所長)  
2004年、慶應義塾大学経済学部を卒業後、野村證券株式会社に入社。株式会社野村資本市場研究所にて、家計行動、年金制度、金融機関ビジネスモデル等の研究業務に従事。スタンフォード大学MBA、野村ホールディングス株式会社の企画部門を経て、2012年より株式会社マネーフォワードの設立に参画。経済産業省「産業・金融・IT融合に関する研究会」に参加。金融庁「フィンテック・ベンチャーに関する有識者会議」メンバー。  

■大塚 敏章(ヤフー株式会社 コマースカンパニー 金融統括本部 開発本部 デザイン推進室 / 事業推進本部 事業推進部)  
1972年生まれ。ネバダ州立大学リノにてデジタルメディアアートを専攻。帰国後制作会社等を経て、株式会社 サイバーエージェントにて、Amebaブログと関連サービスの立ち上げを経験。ガラケー時代には携帯ソーシャルゲームの新規立ち上げを行い、スマホ時代にはデザイナーの育成、ユーザーリサーチ、アプリ開発のディレクション業務に従事。2018年2月からヤフー株式会社に転職。現在は金融統括本部にて横断デザイン組織の運営、新規事業案件を推進する役割を担う。人間中心設計専門家。  

■田中健二(楽天カード(株)編成部 プロモーションデザイングループ マネージャー)  
1979年東京生まれ。法政大学経済学部卒業後、就職氷河期に安定を求め千葉県警察事務職に採用されるも変わらない毎日に不安を感じ、刺激を求めWebデザインの仕事に転身。Webデザイナー、Webディレクターを経験後、2014年に楽天カードに転職。UXデザインチームの立ち上げ、UXの組織浸透に従事した後、2018年8月からはプロモーションデザイン部門に異動。 人間中心設計専門家。  

■菊地 拓哉(経済産業省 クールジャパン政策課 デザイン政策室 課⻑補佐・室⻑補佐)  
経産省のデザイン政策担当者。同省特許庁にて、意匠の審査、意匠関連の調査研究、デザイン思考活用プロジェクトなどに従事した後、現職。「デザイン経営」の普及啓発、「高度デザイン人材」の育成に関する調査研究の他、北海道地震後の観光支援事業「HOKKAIDO TO GO PROJECT」の立案などに携わる。企画・編集したコンテンツに「事例から学ぶ意匠制度活用ガイド」、「デザイナーが身につけておくべき知財の基本」など。デザイン系国家公務員。  

■長谷川 敦士((株)コンセント代表取締役)  
1973年山形県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(Ph.D.)。 素粒子物理学、認知科学の分野を経て株式会社コンセントを設立。 情報アーキテクチャ設計を専門分野としながら、サービスデザイン、ユーザー体験デザインを実践。 著書に『IA100 ユーザーエクスペリエンスデザインのための情報アーキテクチャ設計(BNN新社)』。監訳書に『THIS IS SERVICE DESIGN THINKING. Basics - Tools - Cases (BNN新社)』など。 武蔵野美術大学、多摩美術大学非常勤講師。人間中心設計推進機構理事。 Service Design Network Japan Chapter代表。  

■丸山幸伸((株)日立製作所・主管デザイナー)  
株式会社日立製作所 デザイン本部所属、主管デザイナー。情報機器のプロダクトデザインを担当の後、インタラクションに関する学際的コラボレーションを行う「日立ヒューマンインタラクションラボ」を創設し、オープンイノベーションによる先行開発を推進。現在は、サービスデザイン領域を立ち上げ、エネルギー、水、交通、ヘルスケアなどに関わるインフラサービスのデザインプロジェクトを指揮。  

参加申し込み方法

以下のサイトよりお申し込みください。(Peatix経由でのお申し込みとなります。)
http://ptix.at/Xy81AX

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■イベントのプログラムは予告なく変更、中止となる場合がございます。また、原則としてご購入いただいたチケットのキャンセル、払い戻しは致しかねます。予めご了承のうえご購入ください。


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