セミナー・サロン

概要

AI(人工知能)は、今、もっとも熱いトピックのひとつです。プロダクトやサービスのなかに、AIが含まれたものも増えてきました。

ただ、そのブームゆえに、プロダクトやサービスの開発の現場で、「とりあえずAIを入れてみた」「ブームだからAIを採用した」「AIというと売れるから」など、ユーザーが本当に求めていることを吟味しないまま、AIを使うケースも散見されます。

私たちUXデザイナーは、AIの壮大なビジョンを語る前に、まず手元にある、「AIが、どのようにユーザーと接すると、ユーザーは嬉しいのか」「ユーザーの体験のなかでAIはどういう役割を果たすべきなのか」という体験をきちんと設計することを考える必要があります。

本セミナーでは、UXデザイナーが「ユーザーのためのAIを正しくデザインする」ということを考えます。 キーノートセッションには、日本のゲーム分野のAI開発の第一人者である、日本デジタルゲーム学会理事の 三宅 陽一郎 氏をお招きしました。

ゲームは、AIの実践がとくに進んでいる分野のひとつです。プレイヤー(ユーザー)を助け、時にはプレッシャーを与え、劇場感をつくり、楽しませる。そのノウハウは、他分野のUXデザインにも、たいへん参考になるものです。

今後、AIの広がりにつれ、UXデザイナーが、AIのインターフェースや、AIも含むユーザー体験を設計する機会が、ますます増えていきます。 「ユーザーのためのAIを正しくデザインする」ことに興味をお持ちの方、ぜひご参加ください。

★なお「テーマ提示セッション(羽山)」のスライドは、以下に公開しています。
「AIとUXデザイン 〜ユーザーのためのAIを設計するために」
https://www.slideshare.net/storywriterjp/aiux-ai76hcdnet

■日時:
2018年1月26日(金) 19:30~21:30 (受付: 19:10~19:30)

■会場:
富士通 FUJITSU Knowledge Integration Base PLY
JR蒲田駅から徒歩10分
http://www.fujitsu.com/jp/services/knowledge-integration/ply/

■定員:50名(先着順)

■参加費:
HCD-Net正会員/賛助会員:3,000円
HCD-Net学生会員:1,000円
一般:5,000円
一般学生:2,000円

■対象者
・HCD-Net会員全般
・HCD専門家
・HCD/UXDの実践者
・IT・システム・製造業に携わる方
・スタートアップ・新規事業に携わる方
・WEB/アプリケーションの企画・開発に携わる方
・教育関係者・研究者(アカデミア)

■対象コンピタンス
A5.ユーザー体験の構想・提案能力
A7.新製品・新事業の企画提案能力
A8.製品システム・サービスの要求仕様作成能力
C4.手法・方法論開発能力

■参考:
人間中心設計(HCD)コンピタンスマップ(HCD-Net)
https://drive.google.com/file/d/16FT9ZwG94hgBmrn5OK_31t4zxKfZ5D41/view?usp=sharing

■講師:
三宅 陽一郎氏 (日本デジタルゲーム学会理事)
デジタルゲームの人工知能の開発者。ゲームAI開発者としてデジタルゲームにおける人工知能技術の発展に従事。国際ゲーム開発者協会日本ゲームAI専門部会設立(チェア)、日本デジタルゲーム学会理事、芸術科学会理事、人工知能学会編集委員。共著『デジタルゲームの教科書』『デジタルゲームの技術』『絵でわかる人工知能』(SBCr) 、著書『人工知能のための哲学塾』(BNN新社)、『人工知能の作り方』(技術評論社)。


羽山 祥樹氏 (特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構(HCD-Net) 評議委員)
HCD-Net認定 人間中心設計専門家。使いやすいウェブサイトを作る専門家。担当したウェブサイトが、雑誌のユーザビリティランキングで国内トップクラスの評価を受ける。専門は人間中心設計、ユーザーエクスペリエンス、情報アーキテクチャ、アクセシビリティ。CNET Japanブロガー。ライター。NOREN。
2年ほど前より、IBM Watson を主に、AIを用いたシステムのUXデザインを手がける。

プログラム

19:10~ 開場
19:30~ スポンサーセッション 富士通PLYのご紹介
19:40~ テーマ提示セッション「AIとUXデザイン 〜ユーザーのためのAIを設計するために」 (羽山 祥樹氏)
20:00~ キーノートセッション「AIで作るUXデザイン」 (三宅 陽一郎氏)
21:00~ 質疑応答
21:30  終了

参加申込方法

下記よりお申込みの上、参加費のお支払いをお願いします。
https://peatix.com/event/339363

【注意事項】
※当日はメディアの取材・撮影が入る可能性があります。

※賛助会員様は2名までは「HCD-Net賛助会員」種別にて参加可能です。登録される場合は正副代表者の方のお名前でご登録いただき、当日は代理の旨受付でお申し出ください。なお3名以降の方は「一般」種別となりますので、予め2名様を社内にてご調整ください。

※請求書及び領収書について:
・請求書の発行はお受付致しかねます。
・領収書が必要な方は、以下を参考にPeatixで発行される領収データをご利用ください。
http://help.peatix.com/customer/portal/articles/221024

※キャンセルについて
・キャンセル前提のお申込みはご遠慮願います。
・やむを得ずキャンセルが必要となった場合は、イベント開催日前日の1月24日(水)17:00までにお申し出があった場合はキャンセル手続きを承ります。それ以降のキャンセルにつきましてはお受け出来かねますので、何卒ご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。
・キャンセル時の返金につきましては、Peatix Help「チケットをキャンセルしたい」をご参照ください。


セミナー・サロンレポート ※研究発表会は「研究会」ページをご覧ください

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動画チャンネル

一部の講演は動画チャンネルで見ることができます。

HCD-Netで人間中心設計を学ぶ

HCD-Net(人間中心設計推進機構)は、日本で唯一のHCDに特化した団体です。HCDに関する様々な知識や方法を適切に提供し、多くの人々が便利に快適に暮らせる社会づくりに貢献することを目指します。

HCDに関する教育活動として、講演会、セミナー、ワークショップの開催、 HCDやユーザビリティの学習に適した教科書・参考書の刊行などを行っています。