セミナー・サロン

概要

第6回に引き続き、ビジネス事業支援部・利用品質メトリクス委員会で利用品質メトリクスに関する談話会を開催します。この会は利用品質メトリクス(※)に関連した事例や知見などを共有する情報交換会です。学会発表や研究会での発表とは異なり、抄録やレジュメの提出は任意とし、発表形式、発表時間も自由なテーマを設定しています。参加者の皆さんと一緒にディスカッションする場も設け、忌憚のない意見交換をいたします。

今回は3組の方に最近取り組まれたテーマに関して話題提供いただきます。また、今回は話題提供者とフリーディスカッションを行える懇談タイムも設けておりますので、是非、ふるってご参加ください。

※利用品質メトリクスとは、「利用時の品質」を向上させるための「製品品質」測定対象としたメトリクス(指標)もしくは「利用時の品質」そのもののメトリクスのことです。

■日時:
2020年2月19日(水)15:00~17:30(受付:14:30~)明電舎大崎会館

■会場:
明電舎大崎会館
(東京都品川区大崎2丁目5-35)
https://goo.gl/maps/adN8rvv7Y4D2

■定員:50名(先着順)

■参加資格:原則申し込んだ本人がご参加ください。

■参加費:無料

■懇親会:談話会終了後に懇親会を行いますのでご都合のつく方はご予定ください。  
参加費:4000円 (当日会費を徴収します)

■対象者:
・HCD-Net会員全般

■対象コンピタンス:
A8:製品・システム・サービスの要求仕様作成能力
A9:デザイン仕様作成能力
A12:ユーザーによる評価実施能力
A13:専門知識に基づく評価実施能力

プログラム

14:30~受付開始
15:00~はじめに
15:10~15:40:テーマ(1)
15:40~16:10:テーマ(2)
16:10~16:40:テーマ(3)
16:40~17:10:懇談タイム(講演者、聴衆者を3グループに分けて名刺交換、フリーディスカッション)
17:10~片づけ
18:00~懇親会

発表者:
(1)テーマ名:【利用品質メトリクスの品質属性及び測定尺度の考え方】
-利用品質メトリクスワークショップからの学んだこと-
発表者:平沢 尚毅氏
所属:小樽商科大学 商学部 教授

概要:HCD-Netビジネス支援事業部 利用品質委員会では、利用品質を測定することを研修するワークショップを7年間実施してきました。このワークショップを通じて、中心的な課題が、利用品質を測定するための品質属性をどのように見つけだし、それを測定するための測定尺度をどのように定義すれば良いかということでした。この品質属性及び測定尺度について、これまでのワークショップを通じて参加者が特定したきたものと、見落としがちのものの例について報告する予定です。

(2)テーマ名:【ユーザー視点でインタラクティブシステムを評価する質問紙】
発表者:松本 啓太氏
所属:富士通デザイン株式会社

概要:今までに作った3つの質問紙(WUS、USIS、UX尺度)を紹介するとともに、現在の、質問紙評価の意味や役割について考えを述べたいと思います。

(3)テーマ名:【視線検知技術を活用したUX評価の取り組み】
~可視化された視線データに基づく問題分析・改善提案により製品開発を促進~
発表者:神野 昌和氏
所属:富士通株式会社
又は
発表者:杉木 幸洋氏
所属:富士通株式会社

※各テーマ30分で発表と質疑応答

参加申込方法

下記ページよりお申込みをお願いいたします。
談話会参加申込み:https://peatix.com/event/1408887/
懇親会参加申込み:https://peatix.com/event/1408892/

注意事項

※参加者のみなさまは、咳エチケットや手洗いの実施など、感染症対策にご協力ください。

・キャンセル前提のお申込みはご遠慮願います。
・やむを得ずキャンセルが必要となった場合は、イベント開催日前日の2月18日(火)17:00までにご連絡をお願いいたします。


セミナー・サロンレポート ※研究発表会は「研究会」ページをご覧ください

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動画チャンネル

一部の講演は動画チャンネルで見ることができます。

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