セミナー・サロン

HCD-Net関西支部・冬の恒例となりました、日本人間工学会アーゴデザイン部会とのコラボレーションイベントを開催します。
今年のテーマは「ビジョンとクオリティ」です。前半は、Future Experience(FX)フォーラムと題して、最先端の取り組みをされている方々から、ビジョンを描くことの大切さを語っていただきます。後半は、HCD事例の発表会です。様々な業界の企業からユーザビリティ評価事例を発表いただきます。DX、サービスデザイン、UXデザイン・・・いろんなキーワードが飛び交っていますが、ユーザビリティの必要性は変わりありません。ユーザビリティを製品やサービスのクオリティの重要な要素として捉え、その向上に取り組んでいる企業の事例は、みなさんの活動の参考になると思います。ぜひ参加いただき、活発な議論や交流をお楽しみください。
■日時:2023年1月13日(金)13時00分~17時30分 (受付開始:12時30分~)
■会場:株式会社島津製作所 本社 および オンライン(zoom)のハイブリッド開催 
※ミーティングのURLは前日にお送りします。
※オンライン参加者の質問はzoomのQ&A機能で受け付けます。
■主催:特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構(HCD-Net)
■共催:日本人間工学会アーゴデザイン部会
■協賛:Xデザイン学校
■定員:180名
■講演会参加費:4,000円
■交流会参加費:現地で徴収します。4~5,000円の予定です。
※交流会に参加される場合は、交流会参加券を購入(無料)ください。
※交流会参加券の購入数に応じて店を事前予約するため、キャンセル期限後のキャンセルは行わないでください。
■参加申込方法:下記よりお申込みください。Peatixへの登録が必要です。
https://peatix.com/event/3436305/

■プログラム:
12:30-13:00 受付
13:00-13:05 開会のごあいさつ(HCD-Net副理事長 水本 徹)
13:05-15:05 第10回Future Experience(FX)フォーラム
発表①「体験設計のテーマ創出と社会実装~ ビジョンデサインのクオリティはテーマ設定と社会実装から~」
高橋 克実氏(株式会社ホロンクリエイト/一般社団法人体験設計支援コンソーシアム)
発表②「ビジョンの評価~描かれたビジョンに善し悪しはあるのか~」
早川 誠二氏(HCD YOROZU Consulting)
郷 健太郎先生(山梨大学)
発表③「ビジョンづくりから社会実装への実践的なやり方~社会実装できるクオリティを創る伴走プロセスや手法について~」
上田 義弘氏(y2.Design Consulting)
 
発表④「ビジョンと社会実装」
山崎 和彦先生(武蔵野美術大学/Xデザイン研究所)
15:05-15:25 休憩
15:25-17:25 HCD事例発表会
事例①「ソフトウェアテストエンジニアが実施するユーザビリティ評価」
蛭田 恭章氏(株式会社ベリサーブ)
事例②「ユーザビリティ・UX評価における視線計測と脳波計測の実践と今後の可能性」
指澤 竜也氏(トッパン・フォームズ株式会社)
落合 俊行氏(トッパン・フォームズ株式会社)
事例③「「インタラクションの原則」を用いたエキスパートレビュー演習プログラムの開発 」
伊藤 泰久氏(DN Technology & Innovation株式会社)
和井田 理科氏, 花井 陽子氏, 松浦 啓氏, 角田 和美氏, 井上 亜津奈氏(エキスパートレビュー資料作成ワーキンググループ)
事例④「ユーザビリティ評価における環境再現の取り組み」
吉見 邦子氏(株式会社島津製作所)
17:25-17:30 閉会のごあいさつ
18:30~ 交流会(JR京都駅周辺で検討中)

■発表内容詳細: 
発表①「体験設計のテーマ創出と社会実装~ ビジョンデサインのクオリティはテーマ設定と社会実装から~」
概要:体験設計のビジョンデザインではクオリティを左右するのは初めの テーマ設定です。また、 そのテーマから生まれたビジョンが評価されるのは、 体験が社会実装されてからです。 優れた経験価値が生まれるためには、 この体験テーマの設定から体験実装までのプロセスを協創・ 共創によって根気よく進めることが重要です。これについて、 これまで学びの場ではあまり取り上げていませんが、 今回は進行中の事例を交えてお話したいと思います。
高橋 克実氏(株式会社ホロンクリエイト 代表取締役/一般社団法人体験設計支援コンソーシアム 代表理事)
 
発表②「ビジョンの評価~描かれたビジョンに善し悪しはあるのか~」
概要:ビジョンデザイン、 ビジョン構築に関してはさまざまなアプローチがあり実践されてい るが、一方で描かれたビジョンの善し悪し、 クオリティの高低についてはこれまであまり議論されていない。 昨年のHCD事例発表会+Future Experience(FX)フォーラム「ビジョンと信頼」 の場において、UXデザインにおける信頼の扱いについて報告した が、 その外延としてビジョンをいかに評価するかに関して提案する。
早川 誠二氏(HCD YOROZU Consulting 代表)
郷 健太郎先生(山梨大学 教授)

発表③「ビジョンづくりから社会実装への実践的なやり方~社会実装できるクオリティを創る伴走プロセスや手法について~」
概要:これまでのビジョンづくりは提案や提言で終わることも多かったと 思っています。社会や経営環境が大きく変わり、本格的なDX時代 を迎えている今、 ビジョンづくりから新たなビジネスを導き社会実装に至るまで、 試し・育てることが重要になっていると思います。加えて、 そのためのプロセスや手法も必要になっています。 今回は中小企業と行った実践知にはなりますが、 そのためのやり方を議論できればと思います。
上田 義弘氏(y2.Design Consulting 代表)

発表④「ビジョンと社会実装」
概要:ビジョンを作成してもそれだけ終わることが多いです。 これからは実践を考慮したビジョンとビジョンから実践へのアプロ ーチが重要となります。ここでは、 ビジョンか社会実装に向かうためのアプローチとして、ビジョン、 体験プロトタイプ、社会実験、社会実装の流れを解説します。 また、この事例として「和歌山県すさみ町のプロジェクト」 を紹介します。
山崎 和彦先生(武蔵野美術大学 教授/ Xデザイン研究所共同創業者CDO)
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事例①「ソフトウェアテストエンジニアが実施するユーザビリティ評価」
概要:ソフトウェアテストにおける機能テストを実施する中で、テストエンジニアがテスト対象の振る舞いをユーザビリティ観点で確認することがあります。そのテストのやり方を紹介すると共に、よくある課題とそれらを対処するために工夫した事例について共有します。
蛭田 恭章氏(株式会社ベリサーブ) 2006年に株式会社ベリサーブに入社。家電やスマートフォン等の組み込み機器のソフトウェアテストやソフトウェア品質全般の業務に携わる。2021年から研究企画開発部にて、新たな技術調査や技術開発に従事。現在は、モデルベースドテストやUX・ユーザビリティ評価の研究開発に取り組んでいる。

事例②「ユーザビリティ・UX評価における視線計測と脳波計測の実践と今後の可能性」
概要:トッパン・フォームズ株式会社は、伝票や通知物、ダイレクトメールなど印刷物から、ICカード、RFID、デジタルDMなどIT系まで、幅広い商品・サービスで情報伝達を行っており、情報伝達における効率向上・UX向上に取り組んできました。HCDや人間工学の主流からは、やや特異な位置にあると言えます。そのため、ユーザビリティ評価、ユーザーテストでも、独自の手法を模索してきました。今回は、ユーザビリティ・UX評価において、すでに視線計測、脳波計測での実際の事例と、今後の可能性を探った事例などご紹介いたします。
指澤 竜也氏(トッパン・フォームズ株式会社)1994年より独立系コンサルティング会社、メーカー系シンクタンク、社団法人で、マーケティングリサーチ、ユーザビリティコンサルティングに従事。2015年にトッパン・フォームズ(株)に入社、各種製品・サービスのユーザビリティ改善に従事。人間中心設計専門家。
落合 俊行氏(トッパン・フォームズ株式会社)1992年凸版印刷に入社し、食品やトイレタリーメーカーの市場調査、生活者調査、商品開発プランニング、パッケージデザインディレクションなどに従事。その後通信会社等のダイレクトマーケティング支援業務等に従事。2013年よりトッパンフォームズにて島津製作所のNIRS(脳血流機能計測装置)などを使用し、ヒューマンセンシング調査の体系化、BPRソリューションへの活用に取り組んでいる。

事例③「「インタラクションの原則」を用いたエキスパートレビュー演習プログラムの開発」
概要: HCD-Netでは、ユーザビリティの専門家によるエキスパートレビュー(ER)に関する研修を、2016年度から毎年実施している。 当初はsHEM(構造化ヒューリスティック評価法)をベースに研修を行ってきたが、2021年度には新版のJIS Z 8520:2022「インタラクションの原則」を用いた演習プログラムを開発し提供した。 2022年度は、同ER演習に向けたワーキンググループ(WG)の活動も行い、昨年度の研修プログラムを改良し、演習を実施した。 本発表では、「インタラクションの原則」を用いた研修プログラム開発の概要と、今年度のWGでの活動内容を報告する。
伊藤 泰久氏(DN Technology & Innovation株式会社)2000年よりユーザビリティ、人間中心設計、UXに取り組む。数多くのユーザビリティ、UX評価・デザイン案件を専門家として支援。ユーザビリティやUXに関する数々の研修プログラムやデザインワークショップを開発し提供。2015年からは製品やプログラムのアウトカム評価や社会的インパクト評価に取り組む。近年はDX(デジタルトランスフォーメーション)の実行支援や、DX人材に対する意思変容・行動変容を意図した研修プログラム開発にも取組中。人間中心設計専門家・認定 評価士・DX検定 エキスパートレベル。
和井田 理科氏, 花井 陽子氏, 松浦 啓氏, 角田 和美氏, 井上 亜津奈氏(エキスパートレビュー資料作成ワーキンググループ)

事例④「ユーザビリティ評価における環境再現の取り組み」
概要:実際の利用状況ならではの迫真性や制約などを再現した状況でユーザビリティテストを行うメリットや工夫、課題について紹介します。
吉見 邦子氏(株式会社島津製作所)島津製作所でのユーザビリティ評価をとりまとめているユーザビリティの社内第一人者。人間中心設計専門家。2014年、社内にユーザビリティ評価の実施環境となるユーザビリティラボを新設し、ユーザビリティ向上活動を活発化させ、現在はユーザビリティラボをUXラボへと鋭意アップデート中。

【注意事項】
■領収書および請求書について:
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HCDに関する教育活動として、講演会、セミナー、ワークショップの開催、 HCDやユーザビリティの学習に適した教科書・参考書の刊行などを行っています。